修行道場の大変重要な法要、「羅漢講式」を紹介いたします。
まず「講式」とは何でしょうか。
それは、仏や菩薩、祖師などの徳を讃える法要です。
仏の四つの知恵を讃える「四智讃(しちさん)」
代表的な羅漢さんをお呼びして供養を受けて下さるようにお願いする「勧請文(かんじょうもん)」
羅漢さんの徳を讃え供養と共にお祝いの言葉を申し上げる「祭文(さいもん)」
一番印象に残る「妙」の「め」に上下の節をつける声明を唱え、供養を受けて下さる喜びを表す「如来唄(にょらいばい)」
そして式文(しきもん)という具体的な行蹟や功徳を述べた文章が唱えられます。

これは「羅漢講式」のなかの「如来唄(にょらいばい)」というところの所謂楽譜にあたります。
これは、宗教音楽ともいえる荘厳なものです。
曹洞宗には、両祖忌の「報恩講式」、達磨忌の「達磨講式」、
さらに「観音講式」など、幾つかの講式があります。
その中でも、安居の始まる前に行われる
「羅漢講式」は特別な講式です。
それは道元禅師が、永平寺において行った講式だからです。
禅宗というと、坐禅修行ばかりと思われがちですが、
このように仏や菩薩・羅漢の行蹟を讃え、
その徳を慕う法要が行われています。
令和6年6月14日。
この「羅漢講式」が当会OBの御寺院様にて行われました。
各自練習を重ね、前日には研修会を開催し当日を迎えました。
前日の研修会の様子です。
当日の様子です。


檀信徒の方々も沢山お参りされ、法要が厳修されました。